よみがえる画家 板倉 鼎・須美子 展
2017年 05月 13日
目黒区美術館で『よみがえる画家 板倉 鼎・須美子 展』を見て来ました。
昭和5年前にパリで活動した鼎。その存在をまったく知りませんでしたが、先週のNHKで紹介されていて、なかなか良いのではと・・・
その色彩は明るく、若々しい伴侶をモデルとした絵は、とてもモダンで吃驚させられます。
しかし、この夫婦はともに30歳を待たずして逝去して、世間から忘れさられてしまいました。
今回の展示は、2015年に鼎ゆかりの松戸市が丹念に調査し、企画したものを引き継いだもの。大きな作品はありませんが、若い夫婦の温かな関係が伝わってきます。
絵画だけでなく、1928年に撮影されたと思われるパテ・ベビーフィルムが復元されビデオで紹介されていて、子どもをあやす様子が微笑ましい。
帰路には高田馬場のデに寄って猟盤。
1979年の矢野顕子によるクィーンのバラードのカヴァ、1992年のジョン・マクラフリンの”Que Alegria”、そして今も現役第一線にいるDepeche Mode の”The Singles 81>98"を保護。
とくにDepeche Mode の暗黒っぷりには目をみはらせられます!
お昼は古本とJBL サウンドで有名な『マイルストーン』。
本格的ジャズ喫茶の音に癒されます・・・
やっぱりジャズとハイネケンは合うと思う!
***