よみがえる画家 板倉 鼎・須美子 展

雨降りの土曜日。それでも出かけたいところがあり、今日は電車で目黒へ。

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目黒区美術館で『よみがえる画家 板倉 鼎・須美子 展』を見て来ました。

昭和5年前にパリで活動した鼎。その存在をまったく知りませんでしたが、先週のNHKで紹介されていて、なかなか良いのではと・・・

その色彩は明るく、若々しい伴侶をモデルとした絵は、とてもモダンで吃驚させられます。

しかし、この夫婦はともに30歳を待たずして逝去して、世間から忘れさられてしまいました。

今回の展示は、2015年に鼎ゆかりの松戸市が丹念に調査し、企画したものを引き継いだもの。大きな作品はありませんが、若い夫婦の温かな関係が伝わってきます。

絵画だけでなく、1928年に撮影されたと思われるパテ・ベビーフィルムが復元されビデオで紹介されていて、子どもをあやす様子が微笑ましい。

帰路には高田馬場のデに寄って猟盤。

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1979年の矢野顕子によるクィーンのバラードのカヴァ、1992年のジョン・マクラフリンの”Que Alegria”、そして今も現役第一線にいるDepeche Mode の”The Singles 81>98"を保護。

とくにDepeche Mode の暗黒っぷりには目をみはらせられます!

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お昼は古本とJBL サウンドで有名な『マイルストーン』。

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本格的ジャズ喫茶の音に癒されます・・・

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やっぱりジャズとハイネケンは合うと思う!

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by NostalgiaCoffee | 2017-05-13 18:06 | others | Comments(0)

遠くにありて・・・


by NostalgiaCoffee